〜この記事でわかること〜
・AIで町の世界観を統一する方法
・毎回違う場所になってしまう問題の解決法
・「世界として成立させる」ための考え方

〜はじめに〜
AIで画像生成をしていると、
「同じ町のはずなのに、毎回違う場所になる」
という問題にぶつかることがあります。
建物の雰囲気が違う、色味が違う、キャラクターの空気感もバラバラ。
これはAIの性能というよりも、“町の定義が曖昧なまま生成している”ことが原因です。
今回は、私が実際に行っている
AIで同じ町を描き続けるための方法をまとめます。

① 町を「1枚の地図」として考える
まず大前提として、町は「1つの場所」ではなく複数のエリアの集合体です。
・商店街
・住宅エリア
・川沿い
・路地裏
・文化施設エリア
このように、町を分解して整理することが重要です。
これをやることで、AIに対しても
「どの場所を描いているのか」が明確になります。

② 各エリアに「役割」を持たせる
次にやることは、それぞれのエリアに
明確な役割(テーマ)を持たせることです。
・商店街 → にぎやか・生活感
・川沿い → 静けさ・余白・記憶
・路地裏 → 少し不思議・秘密
・文化エリア → 時間・物語・概念
など、こうすることで、ただの背景ではなく意味を持った場所になります。
そしてこの「意味」が、町全体の統一感を作ります。

③ ビジュアルのルールを決める
町がブレる一番の原因は、見た目のルールが決まっていないことです。
・色味(暖色寄り/寒色寄り)
・光(やわらかい/強い)
・質感(ぬいぐるみ風/リアル)
・時代感(レトロ/現代)
など、これらをある程度固定します。
私の場合は
「ぬいぐるみのような柔らかい質感」
「ノスタルジックでやさしい空気感」
をベースにしています。
これだけで、別の場所を描いても同じ町に見えるようになります。

④ 「基準となる画像」を持つ
キャラクターと同じで、町にも「基準」が必要です。
一度、「この町っぽい」と思える画像を作っておき、それを保存しておきます。
そして新しく生成するときに「この雰囲気で」と見せることで、世界観のズレを抑えることができます。
これはかなり効果が高い方法です。
⑤ 言葉で町を定義しておく
意外と重要なのがこれです。
町の説明を、言葉として持っておくこと。
例えば
・日常のすぐ隣に別レイヤーがある町
・やさしい空気の中に、少しの違和感が混ざる
・記憶や気配が静かに流れている
こういった「言葉の定義」があると、生成時のブレが減ります。
なぜなら、AIだけでなく自分自身の軸もブレなくなるからです。
⑥ 完成させようとしない
最後に、とても大事なこと。
それは最初から完成させようとしないことです。
町は、作りながら広がっていくものです。
・新しい店が増える
・新しいキャラが生まれる
・後から意味がつながる
この積み重ねによって、「ただの設定」だったものが「世界」になります。
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〜まとめ〜
AIで同じ町を描き続けるには、
・構造(地図・エリア分け)
・意味(役割)
・見た目(ビジュアルルール)
・基準(画像)
・言葉(定義)
この5つを揃えることが重要です。
そして何より大切なのは、その町を「場所」として扱うこと。
そうすると、AIの中でも、自分の中でも、
その町は少しずつ「存在し始めます」。

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