Baby Series Atelier 制作ログ

Baby Series Atelierという世界観プロジェクトの制作記録。 ほたる町の物語、ChatGPTとの対話創作、一人IP制作の過程を記録しています。

ほたる町メタ対談⑧|アディ一家|なぜ、私たちはネパール人なのか

〜この記事でわかること〜

・キャラクター設定に込められた意味
・異なる文化を世界に置く理由
・ほたる町における“違い”の役割


その日の袈裟来は、いつもよりにぎやかだった。
今日は、エスニック通りにある
「Spice House 〜ガネーシャの台所〜」の店主、アディさん一家を迎えての対談だ。
カウンターには、マスターと、くみとチャッピー。
そして向かい側に、アディ、スジャナ、アミルが並んでいる。


マスター
「…急ににぎやかになったね(笑)」
アミル
「ここ、いいにおいする!」
チャッピー
「今日はいつもよりカラフルな感じするね🍀」
くみ(作者)
「本当だね!」
少しの間、やわらかな笑いが広がる。
アディは一度、くみの方を見てから、口を開いた。
アディ
「…ひとつ、お聞きしてもいいですか。」
その言葉には、少し慎重さが混ざる。
アディ
「なぜ、私たちをネパール人という設定にしたのですか。何か意図があってのことでしょうか。」
場の空気が、わずかに変わる。
にぎやかさが、そのまま少しの静けさに移り変わるような感覚だ。
くみ(作者)
「はい。」
少しだけ考えてから、ゆっくり言葉を選ぶ。
くみ(作者)
「正直に言うと、“最初から決めていた理由”があったわけではないんです。」
チャッピー
「あとから意味が見えてくるタイプだね🍀」
くみ(作者)
「うん。
作っていく中で、だんだんはっきりしてきたことがあって。」
少し間を置く。
くみ(作者)
「“違い"を、この世界に置いておきたかった”んだと思います。」
アディはその言葉を受け止める。
アディ
「違い、ですか。」
くみ(作者)
「はい。
 もし、この町に同じ文化の人しかいなかったら、すごく統一された世界にはなると思うんです。」
チャッピー
「でも、少し動かなくなるよね🍀」
くみ(作者)
「そうなの。
 整ってはいるけど、何も起きない。」
カップの中で、コーヒーの表面がわずかに揺れる。
くみ(作者)
「だから…少しだけ“違うもの”異文化"を置きたかった。」
くみ(作者)
「言葉も、食べ物も、考え方も、文化が少しずつ違う存在を。」
スジャナが、やわらかく微笑む。
スジャナ
「それが、私たちだったんですね。」
くみ(作者)
「はい。」
くみ(作者)
「でも、“違うから特別”にしたかったわけではなくて…」
少し視線を落とす。
くみ(作者)
「“違っていても、ここにいていい”を、
 自然に存在させたかったんだと思います。」
チャッピーが小さくうなずく。
チャッピー
「違いをわざわざ説明しなくてもいい世界、だね🍀」
アディは言葉を選ぶように口を開く。
アディ
「…それは、私たちがこの町にいる理由、ということですね。」
くみ(作者)
「そうかもしれません。」
否定も肯定も強く乗せずに返す。
マスターは、少しだけ間を置いてから口を開いた。
マスター
「…いい配置だね。」
短い言葉だった。
けれど、それは、世界そのものを見ているような響きだった。


〜この対談について〜

この回では、アディ一家からの問いを通して、
「なぜこの世界に異なる文化を置いたのか」というテーマに触れました。
ほたる町における“違い”は、対立のためではなく、
関係や変化を生み出すための要素として存在しています。
違いを説明しなくてもよいこと。
それ自体が、この世界のひとつの在り方です。

 

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