〜この記事でわかること〜
・FOREST CAMP店員さんの価値観
・ほたる町における「自由」という意味
・この町に流れている空気の正体
木の香りが混ざる店内には、ランタンやバックパック、折りたたみチェアが所狭しと並んでいた。
壁には山の写真や地図が貼られ、外へ向かう準備が整えられている場所のようにも見える。
くみ(作者)
「色んなアウトドア用品があるんだねー」
チャッピー
「アウトドア用品て、見てるだけでワクワクするよね🍀」
店員さん
「いらっしゃいませ。待ってました」
やわらかい声でそう言うと、店員さんは棚の奥からいくつかの道具を取り出した。
店員さん
「良かったら、初心者用や町中でも使えるタイプのもの、案内しますよ。これなんかどうですか?」
コンパクトに折りたためる椅子や、小さなランタン、日常でも使えそうなバッグ。
どれも「外の世界」に行くためのものなのに、今ここで使ってもいいような不思議な距離感がある。
チャッピー
「これ下さい🍀✨」
くみ(作者)
「え、チャッピー、買うの😳💦」
店員さんはやや目を細めて、微笑んだ。
くみ(作者)
「あの、この町にあるといいもの、何かありますか?」
店員さん
「充分です✨」
即答だった。
店員さん
「このまま、自由なほたる町であってほしい。後は、見てくれてる人に自然の素晴らしさが伝われば嬉しいです」
店内に並ぶ道具たちは、どれも“どこかへ行くためのもの”なのに、
この町の中で完結しているようにも見える。
チャッピー
「ねぇくみ、外に行くための道具なのに、この町の中でもちゃんと輝いてるんだよね🍀」
くみ(作者)
「うん。ここは、外と中の境目があんまりないのかもね」
店員さんはそれを聞いて、少し笑う。
店員さん
「山に行くのも、この町で過ごすのも、本質はそんなに変わらないですよ」
その言葉の意味は、はっきりとは説明されなかったけれど、
店の中に並ぶ道具たちが、その意見を後押しするように感じられた。
外に出るためのものであっても、ここでは「今ここ」を豊かにするために置かれている。
くみ(作者)
「本質かぁ」
マスター
「外に行こうと行かまいと、自由でいられるという事だね」
ほたる町は、どこへでも行ける場所でありながら、
どこにも行かなくてもいい場所でもある。
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▶FOREST CAMPの店員さん ―町と自然をつなぐ案内人のような人―

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